絶対行くべき日本の世界遺産を訪問して自分の中の「日本の心」を呼び起こしませんか?

世界遺産の神社の中でも特に実際に見ておくべきところとは?

壊れることが前提で建てられている厳島神社

厳島神社がある宮島といえば、「日本三景」のひとつ。青い海と豊かな緑の原始林に囲まれた厳島神社には、興味深いエピソードがあります。

厳島神社は、潮が満ちてくると社殿が海に浮かんでいるように見せるために、満潮時の床は水面ギリギリのところに造られています。また床板と床板の間には2センチほどのすき間が。そのすき間にはもちろん理由があります。

例えば台風などで水位が上がってきたら、まず床板から水が溢れ出します。さらに増水すれば床板が外れて浮かび、海に流されることに。このように一部だけ壊れるようにしておくことで神様を奉っている本殿を守る、というわけです。

実際に御神体がある本殿内部だけは、今まで災難を逃れているそうです。このように厳島神社は、壊れやすいけれども建て直しやすく造られている世界的にも珍しい建物なのです。

雅楽と深く関わりを持つ春日大社

春日大社といえば、朱色に塗られた回廊沿いにある約2000基の石灯籠と約1000基の釣燈籠が有名な神社。また樹齢800年を超える社頭の大杉や「捻廊」と呼ばれる内侍殿から御廊を結ぶ渡り階段も見どころのひとつです。

あと「日本三大鳥居」のひとつである一之鳥居から御本殿までの間にある国宝殿もぜひ足を運ぶべき場所。中でも2007年にユネスコの無形文化遺産にも登録された日本が世界に誇るオーケストラの雅楽で用いられる日本最大級の火焔太鼓は必見。その大きさはもちろん、模様の美しさと荘厳さに誇らしさを感じることでしょう。

また国宝殿には、「蒔絵箏(国宝)」や「舞楽面 散手(重文)」など重要な文化財が数多く展示されています。あと春日大社では11月3日の文化の日に、三方楽所(雅楽の伝承組織)の一つである南都楽所による雅楽を浮き舞台で聴くことができます。世界で一番古いオーケストラと言われる雅楽をぜひご堪能ください。


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