絶対行くべき日本の世界遺産を訪問して自分の中の「日本の心」を呼び起こしませんか?

国内外を問わず人気の寺院は?

日本の仏教文化の源、法隆寺

法隆寺は言わずと知れた聖徳太子が建てたお寺。聖徳太子と言えば、「冠位十二階」や「十七条の憲法」、「遣隋使の派遣」などさまざまな功績を残した人物です。

法隆寺は607年に建てられましたが、実は670年に火事で全焼しました。とは言え、建てなおされた法隆寺も1300年が経ち、木造建築物としては世界最古の建造物。

しかもこの法隆寺のおもしろいところは、聖徳太子が建てたものとは違うこと。最初の法隆寺は中国の寺院同様、左右対称に建物が建てられていました。しかし現在の法隆寺は、左右非対称に造られています。これは当時の先進国である中国のものを取り入れながらも、日本独自の文化である「曖昧さ」を活かした結果といえるでしょう。

例えば時代はかなり下りますが、同じく世界遺産である日光東照宮。こちらもわざと未完成にしてあるように、日本人は「不明瞭」を好む民族。つまり日本人の感性は既に1300年前には培われていたわけです。

その大きさで世界遺産となった東大寺の大仏

奈良時代の出来事として挙げられるのが、聖武天皇による東大寺と大仏の建立でしょう。

ちなみに皆さんは東大寺の大仏の高さはご存知ですか?その高さは約15メートル。この高さにはちゃんと意味があります。

『華厳経』には盧舎那仏(大仏)が宇宙そのものであると説かれていますが、高さを「15」メートルにすることで無限大の宇宙を表現しているそうです。聖武天皇の仏教に対する思いがよくわかるエピソードですよね。

現代人の私たちが見てもその大きさに圧倒される東大寺の大仏。その大きさゆえ、当然ながら動かすことができません。ところで世界遺産は、建物や橋など動かせないものが対象。つまり、持ち運びが可能な絵画や仏像はどんなに貴重なものであっても世界遺産にはなりえません。

しかし東大寺の大仏は動かせないという理由で、東大寺とともに世界遺産に含まれました。またそれほど大きな仏像が鎮座している大仏殿は、世界最大級の木造建築物です。


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